ミラクルフルーツ栽培のいろいろ
皆様の栽培奮闘記です。
内山様のレポート (想像を絶する奮闘記) 果物の郷 おくむら
記責
2004年7月 | 当店よりミラクルフルーツの若苗をお求めいただく。 通常7月にはお送りしないが、内山様は厳寒の地(日本最北端の街)稚内に お住いなので、わざわざこの時期になってからお送りする。 なぜならば、稚内では最低気温が6月はじめは8℃位、月末になってようやく 11℃位しか無く、 7月になって始めて13・4℃位になるので安全を考えてこ の時期になった次第。 稚内では最高気温も8月の22℃位が最高で、1月〜2月になると最低気温は マイナス8℃以下になり、ミラクルフルーツ栽培とはかけ離れた環境で挑戦が はじまった。2004.7/9 写真はお送りしたミラクルフルーツの苗と同程度のもの。 | |
2004年9月 | すでに気温が下がってきて、早くも温度管理の必要性に迫られる。 手作りでミラクルフルーツ1本専用温室(室内型)を作り上げる。 暖房など独自に、随所に工夫をされる。 輸送ストレスと思われる症状が出たが、昼夜をいとわぬ看護で見事回復。 | |
2004年10月 | 奮闘の甲斐あって新葉、新枝が元気に出始める。 10/29 最初の花芽らしき物確認。(結実せず) | |
2004年11月〜 2005年1月 |
想像を絶する環境温度との戦い。少ない日照を追う日々。 普通では考えられない厳寒の地ならではの ご苦労に頭が下がる。 | |
2005年2月 | そのような中で内山様の懸命な努力に応えるかのように 2回目の花を付けるが、これも残念ながら結実せず。 | |
2005年5月 | これまで結実にはいたらなかったが、生育は極めて順調。 むしろ、まだ結実させない方が良いのかもしれない。 葉の数もかなり増えてきた。 | |
2005年6月 | 次の新葉出始める。 | |
2005年7月 | 3回目の花を付ける。 | |
2005年11月 | ついに最初の結実確認。 ***** おめでとうございます ****** お送りした当時のか弱い苗も、内山様の丹精のおかげで今や成木の顔に なっている。 | |
2005年12月 | いくつか生理落果したが、残った実は肥大し始める。 12/24 色付き始め確認。いよいよ収穫間近。 ここで難問発生・・・ミラクルフルーツを残して1週間の留守。 一番の問題は水と環境温度をどうするのか、かなり難しい。 しかし、この難問も知恵を絞って難なくクリヤー。 | |
2006年1月 | 軒先にはつららが下がり、ガラス窓にはきれいな氷紋が発現する厳寒の地で 1/8 ***** 初めての収穫 ***** ***** 乾杯 ***** | |
早速、お試しになり、その種を鉢に蒔いて、次は発芽に挑戦中 | ||
さらに詳しくは 内山様のホームページ 「Ku's Page」 へどうぞ http://www2.plala.or.jp/Ku-Page/index.html 目次ページ→特設コーナー(Sunny Spot)→ミラクルフルーツ観察日記 |
岡田様からのレポート その1
ミラクルフルーツの栽培報告をいたします
2001年の6月におくむらさんからテレビで知った未知の植物?
ミラクルフルーツの2年苗10鉢3年苗1鉢を分けていただき
自家製の実の収穫を目指して日々奮闘しています、
梅雨入り前の時期に我が家にミラクルフルーツの苗が送られてきて
さてまずは蘭の栽培と同じく内量の小さめの鉢で湿乾の変化が多い条件で
栽培するのがセオリーなのですが部屋の飾りとしても楽しみたいので、6号の
プラスティック鉢に粒のあらめの培養土5腐葉土2鹿沼土2ピートモース1
の割合いで水はけを重視した配合の土で見た目もキレイに栽培したいので
支柱を立て十分に水を与えてから写真撮影したものが一番上の写真です
正直,発芽から1年以上経つ植物とは思えない程弱々しく葉の数も少なく
他の資料で実の成ってる成木からは想像も付かないほどデリケートに見え
たのが始めての印象です、
葉は薄く張りがありカサカサした感じで特徴は樹の質感と新芽の枝の出方が
今まで見た事が無い感じで他の植物には無い魅力を感じました
6月になり気候も安定して都内で15度以上を保つ状態でしたのでビルのベランダ
で栽培を始め水やりはもちろん毎日で1ヶ月程過ぎたあたりから粒状の化成肥料
(プロミック観葉植物用)を土の上に置き3週に一度程度の感覚で液肥を薄めて与
え病気や虫の対策に炭酢液を水やりの時に週1の感覚で与えさらに炭酢液の薄
めた物をまめに葉の裏側からスプレーで散布しています(夏場の屋外管理の時の
み)おかげで貝殻虫の害や他の病気にもかからず順調に成長をしていましたが
梅雨時期の寒の戻りの時期に風も強い日が何日か続き何鉢かの葉が1〜3枚程
度、痛んでしまいました初夏とはいえ冷たい風は要注意のようです、
その後は順調に成長して9月にはさらに葉の数は増え樹の太さもしっかりしてきて
見た目にも成長が窺えるようにまでなりました、
ミラクルフルーツの栽培上やはり一番気になるのが冬場の管理ですよね
私も秋口からこの問題に頭を悩ませました 当然,室内管理が基本ですが
温室の設備や水やり日照状態を考え部屋を見渡しさらに休日には園芸店を渡り
歩き最適な設備品を探し私の場合は大型ホームセンターで見つけたビニールハ
ウスに電気ヒーター(サーモスタットとセット)を13000円程度で購入し
床には銀色のマットを敷き2段式のハウスなため下の段には10ワットのライトを
付け昼間は少しですが日もあたるので仕事から帰宅してから寝るまでの間
ライトを点灯して日照不足を補っています 12月からハウスに移して今までの間
この方法で上段と下段で成長の差は出ていません代えって下段の方が調子が良いように感じるくらいです?
ハウスの温度管理は常に23度に設定して湿度も60パーセントと安定しています。
もしハウスの中のビニール臭さが気になる方がいれば炭,私の場合は竹炭をハウスに入れておくだけで嫌な臭いも無くなります。
(アロマオイル等の方法も試しましたが炭が一番)活性炭パワーにビックリです、
冬場の水やりは苗に対して鉢が大きめなために週に1度〜10日に一度、もしくは湿度が急に低下した時と管理も楽です。
夏場の天気が良い日の屋外管理でも旅行等で家を留守にする時でも、5日程度なら全く心配はいりません。
(しかし日頃の確かな管理があってこそです)
冬場でも水やりはベランダに出して最低でも鉢の内量と同じか、それ以上の水を十分に与えます。
葉も全体的に洗うように水をかけハウスに戻しますが基本的に鉢皿には絶対に水を溜めないように気を付けています。
他の植物も水切れも危険ですが根腐れのほうが致命傷になる場合が多く、ハウス内も清潔に保てますから。
以上これまでの栽培経過をお伝えしました
写真では分りにくいですが去年の6月には13センチ程の樹高も今では25センチまで伸び太さも倍程度まで成長しました。
実がなるまでは後何年かかるかは分かりませんがこれからも大切に栽培して、いつか実を付けたら自慢の報告ができるように
頑張って育てていきます。
では皆さんも頑張って育てて下さい!
岡田様からのレポート その2
02/10/10
実が付くまでは確かに年月がかかりますが、簡単な設備を用意すれば定期的に収穫が望めるミラクルフルーツは
とてもイージーでエキサイティングな気がします。
昨今の若者の偏食からくる味覚障害もミラクルフルーツを通じて改善されればと期待しております。
また園芸や緑の大切さを子供達にも学んでもらうきっかけになるといいな〜と望んでおります。
おくむらさんから分けていただいた私の苗も今年で3年目と4年目になりました。
樹高も年に10cm程度の成長をとげて現在は土の上から35cm程に伸び、盛んに枝間から新芽を伸ばしております。
去年はだいぶ気を使い毎日ハラハラしながら成長を見守ってまいりましたが
今年の春から秋は葉の枚数も増え病害虫などに気をくばる意外は管理も楽にできるようになりました 。
根の成長も順調で来年には花を咲かせる勢いの苗もあります。
葉の大きさや色,実の大きさや形の違いと産地によってだいぶ違いがあるのも現在この植物の大きな魅力のような気がします。
普段,私が栽培上で気をつけているのは まず栽培環境を清潔に保つ事でしょうか。
土をいじる作業ですからどうしても床が汚れたり室内管理の時期には部屋を水浸しにしたりと面倒な事もありますがキレイに
世話をしてあげれば観賞も楽しくもちろん大事な苗も清潔に管理できますから、良いコンディションで手間をかけた分だけ元気に
成長していきます。
私も年に何度かスポンジで葉を一枚づつ拭いてやったりと見た目には気を使っています。 他の植物もたまに洗ってあげるだけで
だいぶ表情を変えて活き活きとしてまいります。 (やりすぎは禁物ですが)
まず毎日,様子を見てやってたまに手入れをしてあげるだけで確実に収穫の日が迫ってきますよ。
鶴井様からのレポート その1
果物の郷おくむら注:結実までは発芽から通常7年掛かりますので、鶴井様のご友人の苗は苗丈は大きくありませんが、
経年苗でしたので比較的早く花を持ったと思われます。
鶴井様からのレポート その2
鶴井様からのレポート その3 **釈迦頭 結実**